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映画でも観ようかな?
「どうせ観るなら面白い映画観たいな」と考えるのが普通ですよね。
・面白そうな映画を選ぶのに時間がかかる
・面白くなかったら時間を損した気分になる
・誰か面白い映画教えて〜
こんな気持ちに共感できる人はいませんか?
私は映画が大好きで今まで多くの映画を鑑賞しては、
・笑える映画
・泣ける映画
・韓国サスペンス
・自己啓発映画
にジャンルわけして、ブログやTwitterで紹介してきましたが、これらのジャンルに該当しない映画もたくさんあります。
この記事では、
・爆笑はしないけど面白い
・泣けるわけじゃないけどジーンとくる
・メジャーじゃなさそうだけどいい映画
そんな映画を紹介します。
この記事を読むと、すぐに観たい映画を見つけることができ、映画を観たあとは「いい映画だった」と満足感を得られます。
結論、良い映画に巡り会え、良い休日を過ごすことができるでしょう。
【2023】おすすめ映画〈邦画編〉
私はほとんど英語が理解できないため、映画を選ぶ際、邦画が多くなりがちです。
「字幕を読んでて大事なシーンを見逃す」なんてことはありませんが、日本語の方がリラックスしながら観ていられるから。
まずは、おすすめの邦画15選を紹介します。
メランコリック
名門大学卒業後、うだつの上がらない生活を送る和彦は、銭湯で高校の同級生・百合と出会い、銭湯で働くことに。そして和彦は、その銭湯が深夜に風呂場を人を殺す場所として貸し出していることを知る。さらに同僚の松本が殺し屋であることが明らかになり…。
U-NEXT
劇場公開 | 2018年 |
監督 | 田中征爾 |
キャスト | 皆川暢二 |
磯崎義知 | |
吉田芽吹 | |
羽田真 | |
時間 | 1時間54分 |
・東京国際映画祭 監督賞
・ウディネファーイースト国際映画祭 新人監督作品賞
・ニッポンコネクション観客賞
・上海国際映画祭 正式出品
・プチョン国際ファンタスティック映画祭 正式出品
これらの情報は、映画を観てから調べて知りました。
この映画に出ているキャストさんは誰も知りませんでした。
「有名じゃない映画でも発掘したいな」と思い、色々観ていったら「メランコリック」に当たりました。
・メジャー度 ☆★★★★
・あり得るかも度 ☆☆☆☆★
・見つけちゃった度 ☆☆☆☆☆
【みんなが気持ちよく使っている銭湯が、実は殺しの場所】
「なんて非日常な設定なんだ」と思ったのですが、観ていくうちに「ありえるかも!?」なんて思ってしまうほど引き込まれます。
この映画の魅力は「不思議」なところだと感じました。
・殺される人たちが「なぜ殺されるのか」一切触れない
・主人公の和彦が全然魅力的じゃないのに彼女ができる
・あんなに撃たれたのに…
なんでそうなるの?と思うことはたくさんありますが、それでも引き込まれるんです。
「番頭の席に座ってみたい」男なら一度は憧れる仕事ですよね。
「メランコリック」は銭湯が舞台ですが、Hな場面はありません。
ちなみに「メランコリック」とは、「憂鬱なさま」という意味です。
監督の田中征爾、主演の皆川暢二、磯崎義知の3人は、映画製作会社「OneGoose」を立ち上げて、このメランコリックを製作しました。
監督やキャストの方々には申し訳ありませんが、まさにB級映画!
しかも、極上のB級映画で、「メランコリックって知ってる?」って言いたくなる作品です。
泥棒役者
泥棒稼業から足を洗い、今は真面目に働く大貫はじめ。ある日彼は、昔の仲間に脅され、泣く泣くある豪邸に盗みに入る。だが、編集者、絵本作家、豪邸の主と次々と間違えられ…。泥棒として捕まりたくない彼は、勘違いされた「役」を必死に演じるのだが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2017年 |
監督 | 西田征史 |
キャスト | 丸山隆平 |
市村正親 | |
石橋杏奈 | |
宮川大輔 | |
時間 | 1時間54分 |
関ジャニ∞の丸山隆平の単独映画初主演作であり、周りを囲む豪華キャスト、U-NEXTやPrime Videoでの高評価など笑えて泣けるエンターテイメントと話題性抜群でしたが、こちらも大きな笑いや涙までは行かず。
アンジャッシュの掛け違いコントみたいな映画です。
爆笑度 ☆☆★★★
ストーリー完成度 ☆☆☆☆★
ありえない度 ☆☆☆☆☆
私は、何かを盗んだ時点で犯罪者(泥棒)なのではなく、それを実行しようと勝手に他人の家に入った時点で犯罪者だと思います。
だから、いくらハートフルに描いたところで、イマイチ受け入れられませんでした。
ただ、「そこはエンターテイメントだから」と割り切って観れるなら、笑えるし心温まる映画となります。
ストーリーは、「よく考えられているな」と関心しちゃいます。
「その言葉がそこに繋がる?」という掛け違いで上手くすり抜ける感じが、この映画の魅力ですね。
AWAKE
かつて奨励会で棋士を目指していた英一だが、プロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入学。ぎこちない学生生活のなか、ふとしたことでコンピューター将棋に出会う。理想的な将棋を繰り出すプログラミングに心奪われた彼は、人工知能研究会の扉を叩く。
U-NEXT
劇場公開 | 2020年 |
監督 | 山田篤宏 |
キャスト | 吉沢亮 |
若葉竜也 | |
落合モトキ | |
寛一郎 | |
時間 | 1時間59分 |
・いい映画度 ☆☆☆★★
・人を応援したくなる度 ☆☆☆☆★
・未来が気になる度 ☆☆☆☆☆
・2015年に実際に行われた将棋電王戦がモチーフ
・将棋電王戦は、21手(49分)という異例の早さで決着
・勝ったのは人間側で、決まり手が「2八角」
この辺の事前情報を持っていると、「AWAKE」をより楽しく観れると思います。
10年前くらいから人工知能AIに人類が支配されるという映画は多くなってきました。
「人間対コンピューター」っていう構図になると、どうしても「人間側」に感情移入しがちですよね。
でも、この「AWAKE」は、将棋を諦めた清田栄一が「自分には将棋しかない」ことを認識し、定石にはとらわれない自由な将棋を指す「AWAKE」を作った「コンピューター側」にスポットを当てて製作されています。
主人公の清田栄一を観ていて思ったのは、
「本気で取り組んだことは、挫折しても財産になる」
そう言えば、私の大好きな漫画「宇宙兄弟」でも、「本気の失敗には価値がある」って言ってた。
【漫画の名言から自己啓発】面白いだけじゃない漫画おすすめ5選
私は、中途半端に勉強ができた少年でした。
仕事でも、たくさんミスはしたけど、努力した結果、多くの人から応援され、中間管理職まで昇進することができました。
しかし、日々ルーティーンワークに忙殺される私の「強み」ってなんだろう?と悩む日々です。
子供には、中途半端に平均的に勉強ができる器用貧乏な大人ではなく、「一芸」に秀でた人材になってほしいとAWAKEを観ながら思いました。
マスカレード・ホテル
都内で起こった3件の殺人事件。全ての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課の新田浩介はホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突き止め、警察は潜入捜査を決断するが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2019年 |
監督 | 鈴木雅之 |
キャスト | 木村拓哉 |
長澤まさみ | |
渡部篤郎 | |
小日向文世 | |
時間 | 2時間13分 |
・東野圭吾原作のマスカレードシリーズ第1段
・「人を疑う警察」と「お客様を信じるホテルマン」
・殺人事件で「犯人逮捕」と「お客様の安全」をかけて共闘
2時間を超える長編ですが、事件が次々起こるため、飽きることなく楽しめる。
・ミステリー度 ☆☆☆★★
・一流ホテルって凄い度 ☆☆☆☆☆
・キムタクにハズレ無し度 ☆☆☆☆☆
・お客様と無駄な駆け引きはしない
・お客様がルールを決める
・ホテルマンはそのルールに従う
など、「トップクラスの接客業は大変だな」と関心してしまいました。
リアルな高級ホテルもこんなホテルマンがいるのかな?
特に関心したのが、目が悪いお客さまに宿泊表を記入してもらう祭、表面の枠が書いている方ではなく、裏面の白紙の方に記載してもらう気遣いが「なるほど〜」と思いました。
「このシーンは私の仕事にも活かせる」という部分は特にありませんでしたが、ミステリー映画としてはなかなか楽しめる内容でした。
映画でこんだけ楽しめたのだから、小説の方はもっと面白いんでしょうね。
なお、マスカレードシリーズには3作品があり、「イブ」「ホテル」「ナイト」という時系列で話が進められています。
2022年現在、「ホテル」「ナイト」の2作品が映画化されています。
私も「白夜行」「ガリレオシリーズ」「加賀恭一郎シリーズ」など、東野圭吾のファンとして、「マスカレード・イブ」の映像化にも期待しています。
鳩の撃退法
直木賞作家の津田伸一は、富山の小さな町での経験をもとに書いた新作を編集者の鳥飼に読ませていた。彼女はこの新作に心躍らせるが、小説の中だけの話とは思えなかった。過去の暗い記憶が頭をよぎるなか、鳥飼は小説がフィクションなのか検証を始めるが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2021年 |
監督 | タカハタ秀太 |
キャスト | 藤原竜也 |
土屋太鳳 | |
風間俊介 | |
西野七瀬 | |
時間 | 1時間58分 |
・理解不明度 ☆☆☆☆☆
・面白い度 ☆☆★★★
・ミステリー度 ☆☆☆☆☆
「あまり面白くなかったな」「豪華キャストで製作されたわりに、この内容じゃ勿体ないな」「スッキリしない映画だな」
これが最初の感想です。
あまりにも釈然としない感じだったので、公式サイトを検索した結果、出てきた文字は、
「この物語は『小説〈ウソ〉』か『現実〈ホント〉』か。その結末はあなたが決める」
どういうこと?
さらに公式サイトには「本通り裏」というページがあり、開くと
「この物語の結末は誰とでも話してほしい。ネタバレすべてOKだ」という文字と、視聴者の考察が多数載っているのです。
ミステリー映画から、「謎」を突きつけられる展開に「何そのトリック」とびっくりしました。
ただ、私にはみんなの考察を観てもさっぱりわかりません。
なので、私の中で大した面白くない映画という評価ですが、このトリックの持って行き方が初めての体験だったので、あなたにも一度観てほしいと思い紹介しました。
公式サイトを隅々まで読んでから映画を鑑賞してください。
仮面病棟
ピエロの仮面を付けた凶悪犯が田所病院に押し入り、病院が占拠されてしまう。当直医の速水は、犯人に銃で撃たれた女子大生・瞳と共に脱出を試みる。だが、入院記録のない患者、隠された病室、通報を拒否する院長など次々と不可解な謎に遭遇し…。
U-NEXT
劇場公開 | 2020年 |
監督 | 木村ひさし |
キャスト | 坂口健太郎 |
永野芽郁 | |
内田理央 | |
江口のりこ | |
時間 | 1時間54分 |
・ミステリー度 ☆☆☆☆★
・緊張感 ☆☆☆☆★
・難しさ ☆☆★★★
原作は、現役医師であり作家でもある知念実希人のベストセラー小説。
バラエティ番組の「逃走中」みたいな緊張感がありました。
「病院での行動」「犯人の動機」「病院の真実」すべてが上手く繋がるから、面白い映画となります。
あまり細かく書くとネタバレしちゃいますので書きませんが、難しい謎があるわけじゃないので、観終わったあと、「面白かった」と満足感を感じられると思います。
万引き家族
治たち家族5人は祖母の年金を頼りに、足りないものは万引きで賄いながらも、笑いの絶えない日々を送っていた。ある冬の夜、治と息子・祥太は近隣の団地の廊下で震えていた幼いゆりを見つけ、家に連れ帰る。治たちは傷だらけのゆりを娘として育て始めるが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2018年 |
監督 | 是枝裕和 |
キャスト | リリー・フランキー |
安藤サクラ | |
樹木希林 | |
城桧吏 | |
佐々木みゆ | |
時間 | 2時間00分 |
・おすすめ度 ☆☆☆☆☆
・考えさせられる度 ☆☆☆☆☆
・モヤモヤ感 ☆☆☆☆☆
カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作品
日本映画の受賞は5作品目で21年ぶりの快挙
※過去4作品:「地獄門」「影武者」「楢山節考」「うなぎ」
最初の25分くらいは、世界観がイマイチつかめず、「賞レース用の難解な映画かな?」と思いました。
でも、30分以降の「家族の形」が見えだしてからは、最後まで「あなたはどう思う?」と問いかけられているようで、時間を忘れて見入っちゃいました。
その問とは、
・「家族」ってなに?
・「正しい」ってなに?
・「貧しい」ってなに?
「万引き家族」を観ていると、上の問に正解を出せる人は少ないと思います。
でも、少なくても「万引き家族は不幸ではない」と感じるでしょう。
安藤サクラさん演じる「母親」の存在感がすごく、「子ども二人はあなたのことなんて呼んでるの?」の場面は、泣けちゃいました。
ラスト20分くらいは、胸がギュッと締め付けられっぱなしです。
「祥太とりんは、これからどうなっちゃうのかな?」
スッキリ爽やかな映画じゃないしモヤモヤ感が残るけど、それでも「いい映画」と思える作品でした。
東京リベンジャーズ
負け犬フリーター・タケミチの元恋人・ヒナタが殺害された。事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落。目覚めた先は、10年前の負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代。最悪の過去で、タケミチはヒナタを救う唯一の方法を見つけるが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2021年 |
監督 | 英勉 |
キャスト | 北村匠海 |
山田裕貴 | |
吉沢亮 | |
杉野遥亮 | |
時間 | 1時間59分 |
・面白い度 ☆☆☆☆★
・原作再現度 ☆☆☆☆★
・胸熱くなる度 ☆☆☆★★
原作は、週刊少年マガジン連載中の大人気漫画で、作者は「新宿スワン」も書いていた「和久井健」氏。
私は原作漫画の大ファンで、映画化も楽しみにしていました。
「東京リベンジャーズ」はいわゆる「ヤンキーもの」ですが、ヤンキー作品の楽しみ方って、
・自分の学生時代を懐かしんで楽しむ
・真面目だった学生時代、破天荒さを羨ましく思いながら楽しむ
このどちらかですよね。
私は、真面目な学生でした。
でも、「ビー・バップ・ハイスクール」や「ろくでなしブルース」の【強さ】や【仲間】に憧れをもつ少年でした。
誰かを殴りたいとは思いませんが、「語れる武勇伝の一つでもあればいいな」と今でも妄想してしまいます。
あなたは、どちらですか?
今回の映画は、「8・3抗争」と呼ばれる「東京卍會」と「愛美愛主(メビウス)」の抗争が描かれています。
主人公のタケミチが、「東京卍會を知る」「大切なものに気づく」この2点が映画の主本線ですね。
全然魅力的ではない主人公のタケミチが、みんなの心を掴んでいく様相が「東京リベンジャーズ」の面白さの一つで、今回の映画でも十分描かれていました。
「血のハロウィン編」「聖夜決戦編」と比べると盛り上がりに欠けますが、「東京リベンジャーズとは?」を知るためには絶対に抑えておきたいパートです。
しかも、2023年に続編製作が決定しています。
次に描かれるのは、もっとも人気が高い「血のハロウィン編」となるはずですので、今回の映画は絶対に観ておいたほうがいいでしょう。
原作を知らなくても映画は「面白い」と思えるし、映画から漫画に流れることもあるはず。現在、単行本は21巻まで出ていますが、毎回盛り上がりMAXです。
護られなかった者たちへ
東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置されて餓死させられる連続殺人事件が発生。被害者はいずれも、誰もが慕う人格者だった。刑事の笘篠は、別の事件で服役し、刑期を終えて出所したばかりの利根を追い詰めていくが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2021年 |
監督 | 瀬々敬久 |
キャスト | 佐藤健 |
清原果那 | |
阿部寛 | |
倍賞千恵子 | |
時間 | 2時間14分 |
・面白い度 ☆☆☆☆☆
・切なさ ☆☆☆☆★
・加賀恭一郎と間違える度 ☆☆☆☆☆
題名の「護られなかった者」とは何なのか?
大震災で亡くなった人?殺人事件の被害者?それとも…。
原作は中山七里さんの同名小説で、その表紙には「胸中に去来するのは『怒り』か『哀しみ』か『葛藤』か『正義』か」と書かれています。
この映画を観終わったとき、この表紙の言葉が「なるほどね〜」と思えるほど重い題材であり、重厚なストーリーでした。
ちなみに私が一番感じた感情は「怒り」でした。
制度を悪用する人がいるから必要としている人に素早く届かない。
なんの制度なのかは、ストーリーに抵触するため書きませんが、現実世界でのニュースを観ても「怒り」がこみ上げます。
サスペンスなので「ストーリー」や「人の感想」を頭に入れずに観て欲しいと思います。
ただ、刑事役の阿部寛さんがどうしても新参者の「加賀恭一郎」に見えてしまうのです。
エンドロールを観ていても最初に出てきたのは佐藤健さんで、「そうか、阿部寛さんが主演の映画ではないのか!」と最後に気付かされました。
確かに主演の佐藤健さんの存在感はすごかった。目つきの鋭さが「何か闇を背負っていそう」と思わせました。
そして最後に、佐藤健さん演じる利根と、阿部寛さん演じる笘篠との関係性が明らかになり衝撃を受けました。
サスペンス映画を観たい方は必見です!
真夏の方程式
環境保護か資源開発かで揺れる海辺の町・玻璃ヶ浦にやって来た湯川。彼の目的は、物理学者として開発説明会のアドバイザーを務めることであった。そんな中、湯川と同じ旅館に泊まっていた男性客が行方不明となり、その翌朝に死体で発見される。
U-NEXTより
劇場公開 | 2013年 |
監督 | 西谷弘 |
キャスト | 福山雅治 |
吉高由里子 | |
杏 | |
北村一輝 | |
時間 | 2時間08分 |
・面白い度 ☆☆☆☆★
・ミステリー ☆☆☆★★
・福山さんカッコいい度 爆発
東野圭吾原作、天才物理学者・湯川学先生のガリレオシリーズ劇場版第2弾。
第1弾の「容疑者Xの献身」が傑作邦画の一つだと思っている私にとって、待望の第2弾だったわけです。
結論から言うと、「容疑者Xの献身」には及ばないけど、やっぱり面白いです!
ミステリー作品あるあるの、「そんな理由でなんで殺人事件になっちゃうの!?」っていう思いもありますが、キャストそれぞれの「想い」や「葛藤」に心打たれます。
東野圭吾さんのミステリーって、登場人物の重なり具合というか一人の選択が他の人の人生に影響を与えてしまう描写って多いですよね〜。
今回の「真夏の方程式」もまさにそんな内容です。
誰が誰のために人を殺したのか?誰の嘘が何を守っているのか?
湯川先生が謎を解いていく度に悲しげな顔になっていくのが切ないです。
ガリレオシリーズには別の楽しみ方もあります。
福山雅治さんのカッコよさに酔いしれる楽しみ方です!
謎を解く悲しげな顔も、実験に夢中な顔も、事件に関わりたくない顔も全てが凛としていてカッコいいです。
2022年にガリレオシリーズ第3弾「沈黙のパレード」が公開されましたが、その中で「湯川先生、子供嫌いじゃなかったでした?」との質問に、「嫌いじゃない、苦手なだけだ」というセリフがあります。
実は、「真夏の方程式」に伏線があり、「沈黙のパレード」の「嫌いじゃない、苦手なだけだ」というセリフに繋がっています。是非探してみてください。
東京原発
カリスマ的な人気を誇る天馬都知事が臨時の会議を招集。その席上で、なんと「東京に原子力発電所を誘致する」と爆弾発言。会議のメンバーは大混乱に陥ってしまう。一方その頃、お台場には大量のプルトニウムが到着。一般道で福井県に運ばれていくのだが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2002年 |
監督 | 山川元 |
キャスト | 役所広司 |
段田安則 | |
平田満 | |
岸部一徳 | |
時間 | 1時間50分 |
・面白い度 ☆☆☆☆☆
・関心度 ☆☆☆☆☆
・現実度 ☆☆☆☆★
東日本大震災が発生したのが2011年、その9年も前にこんな映画があったなんてビックリしました。まるで未来を危惧しているような内容でした。
最初は都知事の思いつきによる奇策だと思いましたが、原発誘致の真の目的を知ったとき、鳥肌モノのカッコ良さを感じました。
爆弾事件の部分はいらないと思いましたが、そのなかでも心に刺さるセリフや、考えさせられる内容もあり、結果的に1時間50分を余すことなく楽しめます。
社会風刺的な映画で、めちゃくちゃオススメできる映画です。
花戦さ
京都の花僧でいけばなの名手・専好は、織田信長の前で松を活け、千利休らの心を掴むが、失態を犯し打ち首の危機に。その時、彼を救ったのは秀吉だった。それから十数年、暴君となった秀吉により無二の友・利休や町衆の命が奪われ、専好は花を手に立ち上がる。
U-NEXTより
劇場公開 | 2016年 |
監督 | 篠原哲雄 |
キャスト | 野村萬斎 |
市川猿之助 | |
高橋克実 | |
佐藤浩市 | |
時間 | 2時間07分 |
・面白さ ☆☆☆☆☆
・興味深さ ☆☆☆☆☆
信長・秀吉の時代に生きた「池坊専好」という花僧の話。
この池坊専好は実在した人で、華道を広げた人でもあります。現在でも華道池坊流というのがあったり、池坊短期大学というものがあるようです。
茶道の千利休は有名ですが、華道の池坊専好は知りませんでした。
私は歴史に詳しいわけではありませんが、室町から安土桃山時代にかけては、「茶道」「華道」「能・狂言」なんかが流行ったようですね。
その前なんかは清少納言なんかの「歌」が有名ですよね。
そんな時代背景なんかも伺い知れる良作です。
今回、池坊専好を野村萬斎さんが演じていますが、この方の演技は本当に引き込まれますね。
私は演劇等は全くの素人ですが、野村萬斎さんには毎回凄さを感じてしまいます。他の作品では「7つの会議」や「のぼうの城」なんかがそれに当たります。
今回では、秀吉との「戦さ」を思い立ったときの「表情の変化」が見ものです。
最近、「嘘八百」や「天外者」という映画を観たのですが、今回の「花戦さ」が、それらのキャストと被っていて、「最近よく見るな」と思っちゃいました。それだけ良い役者さんたちが集まっていたということかな。
豪華キャストという意味でもオススメな映画です。
天外者
江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人、五代才助(後の友厚)と坂本龍馬。日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、重なり始める。攘夷か、開国か。五代は誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文らと志を共にする 。
プライムビデオより
劇場公開 | 2021年 |
監督 | 田中光敏 |
キャスト | 三浦春馬 |
三浦翔平 | |
西川貴教 | |
森川葵 | |
時間 | 1時間49分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・熱くなれる ☆☆☆☆★
・泣ける ☆☆☆★★
タイトルは「てんがらもん」と読みます。鹿児島弁で「凄い才能の持ち主」という意味。
三浦春馬さん演じる「五代才助(のちの友厚)」は、幕末に実在した薩摩藩の武士です。
この映画では、坂本竜馬や岩崎弥太郎などと一緒に動乱を生き抜いた内容となっていますが、私自身はこの「天外者」を観るまで五代才助を知りませんでした。
五代を知らない私が観ても、この「天外者」は胸を熱くさせられる作品でした。
「何のために生きるのか?」「何のために動くのか?」「生きるために何を売れるのか?」
心に響くセリフや行動が目白押しで、胸が熱くなることでしょう。
ただし、途中までは幕末の流れを見せたかったのか展開が早く、正直登場人物たちは口だけで何もしていません。それでも最後には五代才助のカッコ良さを見せてくれてるところが、この映画の見せ場と言えるでしょう。
今回の三浦春馬さんは、爽やかさより熱さを持ったカッコ良さを見せてくれます。
そして、この作品が三浦春馬さんの最後の主演作となりました。
響き −HIBIKI−
圧倒的かつ絶対的な文学的才能を持つ15歳の少女・響。文芸誌の編集者・ふみとの出会いを経て、彼女は世間の脚光を浴びる。自分の信じる生き方を絶対に曲げない響の行動に、やがて落ちぶれた有名作家や貪欲な記者たちの価値観までもが変わり始める。
U-NEXTより
劇場公開 | 2018年 |
監督 | 月川翔 |
キャスト | 平手友梨奈 |
北川景子 | |
アヤカ・ウィルソン | |
北村有起哉 | |
時間 | 1時間45分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・引き込まれ度 ☆☆☆☆☆
・非常識度 ☆☆☆☆☆
「マンガ大賞2017」大賞受賞作品の実写映画化。
面白いし、メチャクチャ引き込まれます。
私自身は「常識人」で、凝り固まった「常識」に囚われて生活しているので、彼女の「非常識さ」にどうしても拒絶感も持ってしまいます。
映画の中でも散々言われていますが、「暴力は肯定できない」「大人の世界は、自分ひとりでは責任を取れるものではない。多くの人に迷惑がかかる」って部分が、映画とわかっているのですが…。
それでも、途中で映画の世界に引き込まれていることに気づきました。
映画を観ながら「あっ!」とか「え〜」とか「おぉ〜」とか声に出して観ていたんです。
ある雑誌記者とのやりとりで、「あなたはどう思っているの?」「また誰かの話をしている」というセリフが、響のブレない性格を表していて、響の魅力なんだと感じました。
他にも、「小説家は人の心を動かすのが仕事」とか、「読み手の『面白い』『面白くない』に作者がごちゃごちゃ言うな」とかは、15歳の響が「自分のやるべきこと」を理解し行動している証拠なんです。
特技や取り柄のない一般ピープルには結構心をエグる作品だと思います。
さて、この映画には「芥川賞」と「直木賞」というのが出てきます。言葉は聞いたことあるでしょうが、この違いって知っていますか?
・芥川賞は、正式名「芥川龍之介賞」で、新進作家による純文学の中・短編作品の中から最も優秀な作品に贈られる賞。
・純文学とは、芸術性・形式を重んじた小説で、文章の美しさや表現方法の多彩さが評価される。
・直木賞は、正式名「直木三十五賞」で、新進作家・中堅作家によるエンターテイメント作品の単行本の中から最も優秀な作品に贈られる賞。
両賞とも昭和10年から始まり、現在は年2回(上期・下期)表彰が行われている。賞品として、100万円と懐中時計が贈られる。
七つの会議
中堅電機メーカー・東京建電の営業一課係長・八角民夫は“ぐうたら社員”。彼は課長の坂戸からその態度を叱責されていた。ある日、八角からパワハラを訴えられた坂戸は異動処分を下される。坂戸に代わり、万年2番手の原島が課長に着任するが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2018年 |
監督 | 福澤克雄 |
キャスト | 野村萬斎 |
香川照之 | |
及川光博 | |
片岡愛之助 | |
時間 | 1時間58分 |
・面白さ ☆☆☆☆☆
・引き込まれ度 ☆☆☆☆☆
・サスペンス度 ☆☆☆☆☆
原作は「半沢直樹」などの池井戸潤さん、監督は「祈りの幕が下りる時」などの福澤克雄さん。
これだけで「面白そう」と期待しちゃいますよね。
野村萬斎さん演じる「八角」の存在感と一挙手一投足が物語に関わっているような流れる展開は、目を離すことができない極上のエンターテイメントと言えます。
何度観ても楽しめて、私の中の「邦画ベスト10」に入る映画です。
絶対に楽しめますので、何の情報も入れずに観てほしいです。
途中に出てくる「サラリーマンって難しいね」っていう言葉に少しだけ救われる感じがします。
【2023】おすすめ映画〈洋画編〉
洋画は、アメリカ作品が多いですが、他国の映画で面白い作品に出会えたとき、「巡り逢えた」感じがします。
今回で言うと、「スウィング・キッズ」や「好きにならずにいられない」がそれに当たります。
では、洋画編を16作品紹介します。
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
結婚式を2日後に控えたダグのため、フィル、ステュ、アランは高級ホテルでパーティを開催。しかし翌朝、なぜか部屋には赤ちゃんと虎がおり、ダグの姿がない。二日酔いで昨夜の記憶がないフィルたちは、式までに何としてもダグを見つけねばならず…。
U-NEXTより
期待して観たけど、爆笑まではいきませんでした。
2023年1月、「ハングオーバー!!! 最後の反省会」を観ました。
近年稀に見る駄作で、奇想天外なミステリーはないし、「二日酔い」すらありません。ただただ下品で観る価値はありません。ハングオーバー2までにしましょう!
ターミナル
東欧の小国クラコウジアからNYを訪れようと、JFK空港に降り立ったヴィクター。だが、出国手続きの際に母国でクーデターが発生したためにパスポートが無効になってしまう。帰国も出国もできなくなった彼は、仕方なく空港内で生活をすることに。
U-NEXT
劇場公開 | 2004年 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
キャスト | トム・ハンクス |
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ | |
スタンリー・トゥッチ | |
シャイ・マクブライド | |
時間 | 2時間9分 |
私が20代の頃は、トム・ハンクス全盛の時代で、「フォレスト・ガンプ」「グリーンマイル」「めぐり逢えたら」など、いい役=トム・ハンクスでした。
この「ターミナル」も他作品に劣らずメチャクチャいい映画だし、やっぱりいい役でした。
笑えて、人間味に惹かれる作品でした。
さらに、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが美人過ぎるのよ。ダメ女役だけど。
・オススメ映画度 ☆☆☆☆☆
・嘘のような本当の話 ☆☆☆☆★
・小学生も楽しめる度 ☆☆☆☆★
この映画は、「誠実さは人を引き付ける」ことが見て取れます。
また、「手に職があると食っていける」と感じました。
勉強も大事だけど、スキルと呼べる「強み」を持つことが重要なんですよね。
あと、「ターミナル」の舞台は空港ですが、JFK空港での撮影許可が降りず、空港っぽいセットを作っての撮影でした。
ハリウッドの金のかけ方は半端ないですね。
最後にビックリな情報。
この映画の主人公「ビクター・ナボルスキー」にはモデルが存在します。
その名は、「マーハン・カリミ・ナセリ」というイラン人です。
難民認定を受けた「マーハン・カリミ・ナセリ」は、フランスのシャルル・ド・ゴール空港に向かう駅でショルダーバッグを盗まれてしまいます。
空港で難民認定書を提示することができず、待合ゾーンで15年以上を過ごすことになったのです。
ただし、主人公にモデルが存在するとは言え、ドキュメンタリーではないので史実ではありません。
あくまでも着想って感じ。
私には小学5年生の子供がいますが、コメディが大好きです。
その子供が、「ターミナルは面白い」と2時間以上を飽きることなく笑いながら観ていました。
家族で観る映画としてもオススメです。
Yesterday
世界中で謎の大停電が発生し、交通事故に遭った売れないシンガーソングライターのジャック。彼が昏睡状態から目覚めると、なぜかビートルズが存在しない世界になっていた。ジャックはビートルズの楽曲を歌い、ついにメジャーデビューのチャンスを掴むが…。
U-NEXT
劇場公開 | 2019年 |
監督 | ダニー・ボイル |
キャスト | ヒメーシュ・パテル |
リリー・ジェイムズ | |
ケイト・マッキノン | |
ジョエル・フライ | |
時間 | 1時間56分 |
ジャンルは「ラブストーリー」。
ビートルズ好きなら間違いなくテンションがあがる映画です。
エド・シーランも本人役で出ていますので、ブリティッシュ・ミュージックが好きなら2時間飽きることなく楽しめます。
・いい映画度 ☆☆☆★★
・音楽映画としては? ☆☆☆★★
・ラブストーリーとしては? ☆☆☆★★
私は、「ビートルズ」も「エド・シーラン」もほとんど聞いたことない。
そんな私がこの映画を観た感想は、「まぁ、面白かった」
自分だけがビートルズを知る世界で、ビートルズでのし上がっていく。
誰も聴いてくれなかった自分の声が世界へ発信される「高揚感」と、人の作品で世界を魅了する「罪悪感」の葛藤が見どころでした。
エリー役のリリー・ジェイムズが美しくて献身的で、とても魅力的な女性なのですが、主人公のジャックになぜそれほど惹かれるのか?イマイチ共感できなかったかな。
ちなみに、大停電以降の世界には、「Oasis」「タバコ」「ハリーポッター」「コカ・コーラ」も無くなっていました。
タバコはなくてもいいけど、コカ・コーラがないのは悲しい。
スウィング・キッズ
朝鮮戦争当時の巨済捕虜収容所。新任の所長はイメージアップのため、戦争捕虜によるダンスチーム結成プロジェクトを計画する。トラブルメーカーのロ・ギス、通訳士のヤン・パンネなど、ちぐはぐなメンバーで「スウィング・キッズ」が結成されるが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2018年 |
監督 | カン・ヒョンチョル |
キャスト | D.O. |
ジャレッド・グライムズ | |
パク・ヘス | |
オ・ジョンセ | |
時間 | 2時間13分 |
・面白い度 ☆☆☆☆☆
・気分上がる度 ☆☆☆☆☆
・衝撃度 ☆☆☆☆☆
またもや巡り合った韓国のメッチャいい映画。
・タップダンスに気分が上がる⤴
・ストーリーで心落ち込む⤵
「スゲー楽しい」「なんでそうなっちゃうの!」と感情揺さぶられっ放しの最高の映画。
今いる場所で何ができるか?何に心動かされるのか?
そんなことが映画から感じました。
捕虜収容所だから、たぶん希望なんてないですよね。
でも、そこで見つけた金ピカな気持ちを、周りに隠しながらも育み成長していくロ・ギス(D.O.)をカッコ良く感じました。
コンサートは圧巻で、ラストは衝撃です!
今まで、韓国映画ってサスペンス以外は敬遠しがちだったけど、「エクストリーム・ジョブ」観てから、イイ韓流映画に巡り合うなぁ。
好きにならずにいられない
アイスランドに住む43歳のさえない大男・フーシ。独身の息子を心配した母は、出会いのチャンスを作ろうとダンススクールのクーポンをプレゼントする。渋々ダンススクールへ出掛けたフーシは、そこで心に傷を負ったひとりの女性と出会う。
U-NEXTより
劇場公開 | 2015年 |
監督 | ダーグル・カウリ |
キャスト | グンナル・ヨンソン |
リムル・クリスチャンドウティル | |
時間 | 95分 |
・面白い度 ☆☆☆★★
・切なすぎる度 ☆☆☆☆☆
・共感度・応援度 ☆☆☆☆☆
アイスランドの映画。
数々の国際映画賞を受賞していることからもわかるように「いい映画」です。
最近観た映画の中で「一番切ない映画」でした。
上のYou Tubeの最後フランシス・コッポラの、「フーシ、君のような人が増えたなら世界はもっと幸せになれるのに」という言葉が映画を観たあとなら心に刺さります。
女性に巡り合ったとき、「その人のために何かしたい」「相手を喜ばせたい」という気持ちが痛いほどわかる共感度抜群の内容です。
いつも同じ仕事をして同じ生活をして、同じ場所で暮らすフーシ。そんな息子を母はダンススクールという別世界に連れ出す。
別世界でフーシは、気になる女性や新しい世界を知る。
観ている私も、「別世界に出なさい」と言われているようでした。
クール・ランニング
88年のジャマイカ。陸上選手のデリスは、オリンピックの予選会で敗退。抗議に行った先で、元ボブスレー金メダリスト・アーブの写真を見つけ、何としてもオリンピックに出ようと、彼にボブスレーのコーチを頼むことにするが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 1993年 |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
キャスト | レオン |
ダグ・E・ダグ | |
マリク・ヨバ | |
ジョン・キャンディ | |
時間 | 98分 |
・笑える度 ☆☆☆★★
・感動度 ☆☆★★★
・史実を知りたくなる度 ☆☆☆☆☆
1988年、カルガリーオリンピック(冬季)における実話を基にした映画。
雪が降らないジャマイカの人たちが、「どうしてもオリンピックに出たい」という願望からボブスレーに挑戦するお話。
「ジャマイカ=レゲイ=陽気」というイメージをそのまま映画にしたような内容で、本当ならもっと苦難もあったのだろうけど、そこはサクサクと進んでいく感じ。
面白いし楽しめるけど、この映画からの感動は少なかった。
ただ、「出場することに意味がある」ではなく、「出場するからにはトップを狙う」という姿勢がかっこよかったです。
観終わったあと、「史実としてどんなことがあったんだろう?」と気になるキッカケになりました。
カルガリーオリンピック ボブスレーの結果
1位:スイス、2位:ドイツ、3位:ソ連
その後のジャマイカボブスレーチームは、
92年アルベールビル大会で25位、94年リレハンメル大会14位。
2022年に行われた北京オリンピックにも出場していた。
カルガリーオリンピックからは、もう一つ「イーグル・ジャンプ」という映画が作られている。
こちらは、スキージャンパーのエディ・エドワードの挑戦を題材にした作品です。
こういうことを知ると、オリンピックには感動があることを思いさらされますね。
アルティメット
パリのバンリュー13地区は、無法地帯と化していた。さらに、地区の支配者タハによって同地に時限爆弾が持ち込まれたことが発覚。妹を彼にさらわれたレイトと潜入捜査官ダミアンはタッグを組み、24時間以内に爆発する爆弾解除に乗り出すが…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2004年 |
監督 | ピエール・モレル |
キャスト | シリル・ラファエリ |
ダヴィッド・ベル | |
トニー・ダマリオ | |
ダニー・ヴェリッシモ | |
時間 | 84分 |
・面白い度 ☆☆☆☆★
・凄すぎる度 ☆☆☆☆☆
・カッコいい度 ☆☆☆☆☆
脚本と制作は、フランスの巨匠リュック・ベッソン。
この映画は、アクション映画としてずば抜けてます。
「人ってこんなこと出来るんだ」「主役だけじゃなく、悪役もスゲー」って、何回も驚きがあります。
そして、そのアクションを観るたびに「そんな高いところからジャンプしたら痛い」「そんな技食らったら痛い」って顔をシカメます。
これらがワイヤーアクションではなく、すべてリアルで行なわれているから惹きつけられるのです。
警察のダミアンを演じるシリル・ラファエリはスタントマン。
レイト演じるダヴィッド・ベルは、パンクールの創始者。
鍛え抜かれた肉体と、縦横無尽のアクションは、男女問わず惚れます。
観る価値ありますよ!
本日、「アルティメット2」を鑑賞しました。
アルティメット2は、対政府だったので、前作より血が流れることはありませんが、アクションはパワーアップしていて、ダミアンの戦闘シーンはジェット・リー並に必見です!
カーアクションも「車ってそんなことしても大丈夫なんだ」と驚きがありました。
作品のエンディング的には続編は期待できませんが、ヨーロッパを舞台に活躍する2人を見てみたいと「アルティメット3」を待望しています。
フライト・ゲーム
旅客機に乗って機内警備に当たる航空保安官ビルに、見知らぬ者からメールが。それは「1億5千万ドルを払わねば、20分ごとに機内にいる者を殺す」という内容だった。やがて実際に犠牲者が出たうえ、保安局からビル自身が犯人ではないかと疑われる。
U-NEXTより
劇場公開 | 2014年 |
監督 | ジャウマ・コレット=セラ |
キャスト | リーアム・ニーソン |
ジュリアン・ムーア | |
ミシェル・ドッカリー | |
ジェイソン・バトラー・ハーナー | |
時間 | 1時間46分 |
「どうやって殺した?」「どう逃げるつもりだった?」「もう少しやりようがなかった?」と疑問は残りますが…。
なにより、息をするのを忘れる緊迫感!この映画はこれにつきます!
一番戦っていたのは実はカイル副機長ではないか!?と感じるほど、最後の活躍は息を呑みました。
この映画に対する私の評価は、
・ストーリー ☆☆☆★★
・緊迫感 ☆☆☆☆☆
・アクション ☆☆☆★★
U-NEXTの評価は、4.5でした。
ギルティ
ある事件を機に警察官としての一線を退き、緊急通報指令室のオペレーターとして些細な事件を対応するアスガー。ある日彼は、今まさに誘拐されているという女性自身からの通報を受ける。助けを求める女性に対して、彼が持つ事件解決の手段は電話だけだった。
U-NEXTより
劇場公開 | 2018年 |
監督 | グスタフ・モーラー |
キャスト | ヤコブ・セーダーグレン |
時間 | 1時間28分 |
・面白い度 ☆☆☆☆★
・緊迫感 ☆☆☆☆☆
・頭使う度 ☆☆☆☆☆
デンマークのサスペンス映画で、主役のアスガーは緊急通報指令室のオペレーター。
日本でいう、110番にかけたとき応答してくれる人です。
で、この映画のすごいところは、このオペレータールーム以外映らないところ。
事件は「電話の向こう」で起きています。
私の評価の「頭使う度」が☆5つですが、ようは自分でイメージしながら観る映画だっていうこと。
「何が起きているのか?」「どんな状況なのか?」「この息遣いは何なのか?」「今の音は何?」
緊迫感が途切れないです。
世界的な評価として、
88分と短めですが、「没入感からあっという間に時間が過ぎる」と感じる映画でした。
かなりオススメです!
ANNA
1990年、ソ連の諜報機関・KGBによって造り上げられた最強の殺し屋・アナ。彼女は明晰な頭脳と身体能力を駆使し、一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なわなにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒し…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2019年 |
監督 | リュック・ベッソン |
キャスト | サッシャ・ルス |
ルーク・エヴァンス | |
キリアン・マーフィー | |
ヘレン・ミレン | |
時間 | 1時間59分 |
・面白い度 ☆☆☆★★
・アクション ☆☆☆★★
・サスペンス度 ☆☆☆☆★
レオンを彷彿させるビルから脱出系アクション映画。
主人公のアナのアクションは、「さすがリュック・ベッソン監督」と言える派手なアクションです。しかし、やられる側のアクションがショボすぎ。だから☆3つ。
この映画はサスペンス要素もあり、「誰が味方なのか?」「誰の指示で動いているのか?」「誰を愛しているのか?」「利用しているのは誰か?」と、謎が多く最後の30分は「そうなの!?」となること間違いありません!
KGBとかCIAって、もっと隠密な殺し屋のイメージでしたが、アナは大勢殺しすぎ。映画としては派手なんですが、「その人殺す必要あった?」と一般人的な意識が面白さを半減させてしまうかもしれません。
なんだかんだ批判的な部分もありますが、レオンが好きなら十分楽しめると思います。
私はレオン大好きです!
ナイブズアウト 名探偵と刃の館の秘密
世界的ミステリー作家で大富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日を迎えることになり、館でパーティが催された。翌朝、ハーランは遺体で発見される。名探偵、ブノワ・ブランは匿名の人物からこの事件の調査依頼を受け、パーティの参加者を調べ始める。
U-NEXTより
劇場公開 | 2019年 |
監督 | ライアン・ジョンソン |
キャスト | ダニエル・クレイグ |
クリス・エヴァンス | |
アナ・デ・アルマス | |
ジェイミー・リー・カーティス | |
時間 | 2時間10分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・謎解き ☆☆☆☆★
・爽快さ ☆☆☆★★
王道ミステリーって言葉がピッタリの映画。
世界的ミステリー作家であるおじいさんが、自分の命と引き換えに残した渾身のミステリー。
いや、結果的にミステリーになっただけか!?
こういう映画ってネタバレせずに感想を書くのが難しいですよね。
人間の優しさvs人間の醜さ。動機は何か?名探偵はなぜ呼ばれたのか?
名探偵コナンって面白いけど、時々「そりゃないでしょ!」っていうトリックや展開ってあるじゃないですか?この「ナイブズアウト」はそんな「無理な展開」はありません。
ちなみに、「ナイブズアウト」ってどんな意味か?
ナイブスは、ナイフの複数形です。アウトは「外」とか。
「ナイフが出た状態=矛先が向けられている」っていう意味で、つまり「全員が容疑者」って感じですかね。ミステリー好きには必見の作品です。
犯罪都市
2004年、ソウル。強力班のソクトはヤクザも恐れをなす屈強な刑事。ある日ビリヤード場で刺傷事件が発生。ソクトは犯人を捕らえ、反発しあう組のボスの仲を取り持ち街のバランスを保とうとする。だがそんななか、中国から新興勢力・黒竜組が乗り込んでくる。
U-NEXTより
劇場公開 | 2017年 |
監督 | カン・ユンソン |
キャスト | マ・ドンソク |
ユン・ゲサン | |
パク・ジファン | |
チョ・ジェユン | |
時間 | 2時間1分 |
・面白い度 ☆☆☆☆☆
・笑える度 ☆☆☆★★
・アクション ☆☆☆★★
マ・ドンソク主演のアクション映画。
強烈なビンタやキャラクターたちのやり取りで笑える部分も多く、エンターテイメントとして楽しめる映画なのですが、なんと実話がベースのフィクションっていうのが驚き。
舞台は韓国の街「カリボンドン」。2000年頃のこの街は韓国一危険な街として有名だったそうです。
危険だった理由は、カリボンドンにチャイナタウンを築き中国から流れ着いた暴力組織「朝鮮族」や、韓国のマフィアなどが住み着いていたため。
この映画も「韓国警察」×「観光マフィア」×「中国新興勢力」という構図となっていて、2004年に行われた衿川警察の一掃作戦がモチーフとなっています。
映画の中で遺体をバラバラにしたり、斧で腕を切り落としたりした内容も、実際に行われた犯罪の一部です。しかも、凄惨さは映画以上だったようです。
町内会の人たちを集めて「写真を撮って欲しい」とお願いするシーンでは、町民が防刃ベストを着ていますが、2004年頃も危険すぎて町民は防刃ベストを着ていたそうです。
感想としては、面白い映画でした。マ・ドンソクの存在感は画面に引き込まれるし、悪役のユン・ゲサンも何をやるかわからない怖さを感じました。
アクション映画としてはそれほどではありませんが、ヤクザ映画として楽しむことができます。
不思議だなと思ったのは、一切拳銃が出てこないんですよ。監督のこだわりだったんですかね?
ダラス・バイヤーズクラブ
HIV陽性と診断されたロデオカウボーイのロンは、アメリカには認可治療薬が少ないと知り、効果のある未承認薬を求めてメキシコへ。そしてトランスジェンダーでエイズ患者のレイヨンと共に、未承認薬を国内で捌く「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立する…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2013年 |
監督 | ジャン=マルク・ヴァレ |
キャスト | マシュー・マコノヒー |
ジャレッド・レト | |
ジェニファー・ガーナー | |
デニス・オヘア | |
時間 | 1時間56分 |
・面白さ ☆☆☆☆☆
・考えさせられる ☆☆☆☆☆
・役作りすごい ☆☆☆☆☆
マシュー・マコノヒーは、HIVに感染し余命30日と言われたロデオカウボーイ。その役作りのため、21kg減量してこの映画に挑んだそうです。
たぶん、ジャレッド・レトもかなり減量していると思われます。こちらは、ガリガリなんだけど筋肉質な感じも見れてカッコよかった。
この「ダラス・バイヤーズクラブ」で、アカデミー賞の主演男優賞、助演男優賞をW受賞しています。
映画を観た感想ですが、「考えさせられる」というのが一番ピッタリかな。
自分や家族がエイズになったとき、国内に効果的な承認薬がない場合、違法だと知りながらも未承認薬に手を出すかもしれない。
そんな感情をずっと抱えたまま観る映画だと思います。
その他にも、今でこそ性的マイノリティーがちょっとだけ市民権を得ましたが、この映画の当時は偏見にまみれていたでしょうし、HIVに対しても簡単に「伝染る」と思われていた中で、本当にこんな闘いをした人がいたなんて凄いなと思いました。
HIVだけではなく他の病気の特効薬に関しても、世界が手を取り合って最高の知力で最高の薬を作ってほしいですよね。
まぁ、製薬会社の利権があるから難しいだろうけど。
何回も観るような映画ではないかもしれませんが、一度は観たほうが良い映画だと思います。
死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実
末期の病状に苦しむ患者を救うため、1980年代から彼らの自殺ほう助に関与し始めた医師のケヴォーキアン。130人以上もの死に関わり、“死の医師”と呼ばれた彼は逮捕されてしまう。安楽死の賛成派と反対派が激しく議論を戦わせるなか、彼に下った審判とは…。
U-NEXTより
劇場公開 | 2010年 |
監督 | バリー・レヴィンソン |
キャスト | アル・パチーノ |
スーザン・サランドン | |
ダニー・ヒューストン | |
ブレンダ・ヴァッカロ | |
時間 | 2時間14分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・考えさせられる度 ☆☆☆☆☆
・真実を知りたくなる度 ☆☆☆☆☆
安楽死は「人の死ぬ権利」なのか?それとも、「殺人」なのか?
130人以上の安楽死に関わった実在の医師にまつわる映画。
この映画では、安楽死に賛成か?反対か?だけではなく、そこにある葛藤なども描かれています。
私が大好きなアル・パチーノ。何かに苦しむ様が本当によく似合う。
「自分なら安楽死を選択し、ジャック・ケヴォーキアンを訪れるかもしれない」
家族が重い病気になったとき、「これ以上辛い思いはさせたくない」と思うのか?「生きていてほしい」と思うのか?
そんな考えを抱かせる映画でした。ただ重いだけではない見応えのある作品です。
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忽然と姿を消した女子高生・マーゴット。行方不明事件として捜査が始まるが、家出なのか誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父・デビッドは彼女のPCにログインし、SNSにアクセスを試みる。だがそこには自分の知らない娘の姿があった。
U-NEXTより
劇場公開 | 2018年 |
監督 | アニーシュ・チャガンティ |
キャスト | ジョン・チョー |
デブラ・メッシング | |
ジョセフ・リー | |
ミシェル・ラー | |
時間 | 1時間42分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・斬新さ ☆☆☆☆☆
・驚き度 ☆☆☆☆☆
この映画は、パソコン上で繰り広げられる子供失踪事件を描いています。
子供の成長記録ややり取り、そして犯人を探るためのSNS調査など、どれもこの時代に生きる私たちに馴染みのある要素ばかりです。
ストーリーはスリリングで展開が予想できないため、犯人が誰なのか全くわからないまま終盤に近づくと、どんどん緊張感が高まっていきました。
そして、事件の真相や背景が明かされるシーンもあり、その回収感が非常に面白かったです。
ただ、一度犯人がわかってしまうと、「だったらなんで?」という疑問が残る部分もありました。
それでも、全体を通して洗練された展開だったと思います。
そう言えば、2023年4月14日から「SEARCH2」が劇場公開されています。
「SEARCH」が2018年の作品ですから、2023年の方がより複雑なネット社会になっていて、その分「SEARCH2」に期待しちゃいますね。
バーニング・オーシャン
2010年4月。技師、マイク・ウィリアムズはメキシコ湾沖に浮かぶ石油採掘施設に向かう。石油会社の幹部・ヴィドリンは、安全テストが終わっていないにもかかわらず、スケジュールの遅れを理由に掘削再開を強行。しかし、間もなく施設に異常が発生する。
U-NEXTより
劇場公開 | 2016年 |
監督 | ピーター・バーグ |
キャスト | マーク・ウォールバーグ |
カート・ラッセル | |
ジョン・マルコヴィッチ | |
ジーナ・ロドリゲス | |
時間 | 1時間47分 |
・面白さ ☆☆☆☆★
・迫力 ☆☆☆☆☆
・史実を知りたくなる ☆☆☆☆☆
2010年4月20日、メキシコ湾上の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」で事故が発生し、死者11名、約78万キロリットルの石油が流出した。
この原因は、利益優先や安全軽視の企業風土にあり、「人災」と言える。
現場で働く作業員たちは、機会に故障が多く「危険だ」と感じていた。しかし、親会社に強く発言できず、結果的に安全確認をしないまま作業に従事することを余儀なくされていた。
事故が起こった際も、緊急停止ボタンを押そうとした作業員に対して「君には権限がない」と叱責舌エピソードもあった。
これらを描いた「バーニング・オーシャン」は、まさにハリウッド映画と言えるような派手な演出で、観ているこちらも痛みを感じるような爆発シーンも多くありました。
「チェルノブイリ」の事故でもそうでしたが、私たちに改めて「安全確認の重要性」を訴えかける作品でした。
観る価値がある映画です。
U-NEXTには心に残る映画が盛りだくさん
映画を鑑賞するときって、自分の心理状態が大きく関わっていると思っています。
仕事でうまく行かず、テンション下がり気味のときは気分を晴らすため、笑えるコメディ映画。
イライラして人に強く当たってしまったときは、優しい心を取り戻す人情ドラマ映画。
心がスッキリしないときは、涙を流せる泣ける感動映画。
>>【涙活】泣ける映画おすすめ〈邦画編〉|泣くと心がスッキリ!
ドキドキしたいときなどは、サスペンスやホラーなんかのジャンルを選んでいませんか?
これらの映画は、U-NEXTで観ることができます。
U-NEXTなら、邦画洋画含め、14,000作品以上が見放題です。
また、新規の登録なら31日間の無料トライアルで「自分に合うか?」を確認できますので、絶対に試した方がいいです。
無料期間中に解約すれば一切お金はかかりません。
もう少しU-NEXTについて知りたい方は、こちらの記事がオススメです。
まとめ
今回紹介した映画を観てもらえば、「時間を損した」という残念な気持ちは回避でき、
・面白かった
・気分転換になった
・子供と一緒に楽しめた
という感想を得られるはずです。
特に「ターミナル」と「スウィング・キッズ」はオススメの作品です。
また、謎解きが得意なら「鳩の撃退法」をチャレンジしてほしいです。
今回紹介した映画のほとんどがU-NEXTで見放題作品となっていますので、まだU-NEXTを体験したことのない人は、是非U-NEXTの無料トライアルを利用して31日間目一杯楽しんでください。
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